下の写真は、私が東京の耳鼻科さんで講演させてもらった時の写真です。
なぜ、歯ならびが良い子と、そうでない子がいるのでしょうか。
物事には必ず原因と結果があります。
歯ならびの良い悪いというのは結果です。
なので、歯並びを悪くした原因があります。
諸説ありますが、歯ならびが悪くなる原因の一つに口呼吸があります。
口呼吸を多くしていると鼻呼吸の頻度が少なくなります。
足を怪我して松葉杖をついていると、怪我をしている足の筋力が落ちるように、
鼻呼吸をしていないと、鼻の機能が萎縮し、結果的に鼻の穴が狭くなります。
鼻の穴の下には、上顎があります。
鼻の穴が狭くなるということは、結果的に上顎も狭くなります。
その結果、狭くなった顎に歯がならびきらないため、歯ならびが悪くなるのです。
なので、歯ならびを治す前に、まず鼻で呼吸できるようにしてあげる必要があります。
原因を除去しなければ、結果だけ治してもまた同じ結果になるからです。
口呼吸から鼻呼吸に改善するトレーニングを当院で行なっていますが、
中にはどうしても鼻で呼吸できない子がいます。
その子たちというのは、重度のアレルギー性鼻炎の子や、
アデノイド増殖や口蓋扁桃肥大のある子、
鼻中隔湾曲(両鼻穴の壁が左右どちらかに曲がっている)のある子です。
それらの子は、小児科さんや耳鼻科さんの力が早急に必要な場合があります。
今の時代の歯ならび治療は、お医者さんと協力して治療を行う時代です。
当院では、適切な時期に適切な治療が行えるよう、
お医者さんとの連携を積極的に行っています。
5〜9歳のお子さんで、
鼻づまりがある
いびきをよく聞く
口を開いていることが多い
目の下にクマがある
猫背になる
このような症状がある子は、
もしかしたら将来歯ならびが悪くなる可能性があるかもしれません。
相談だけでも結構ですので、お気軽にお電話ください。
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グリーンデンタル夫馬(フマ)
夫馬吉啓