予防処置なら江南市のグリーンデンタル夫馬 総合歯科・口腔機能クリニック

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〒483-8143
愛知県江南市小郷町伍大力104

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予防処置 PREVENTION

予防処置について

むし歯や歯周病リスクには
個人差があります

むし歯、歯周病、その他の口腔内の病気を未然に防ぐための診療です。
よく「あの人はむし歯になりやすい人だ」「あの人はなりにくい人だ」という言い方をすることがありますが、その違いはどこでしょうか。
人のお口の中は同じようでも環境が違い、むし歯や歯周病になるリスクには個人差があります。
当院では、治療に先立ち口腔内検査(歯周ポケットの検査や唾液検査、内科での検査結果も参考にさせていただきます)をして患者様一人ひとりの口腔内リスクを診断をします。
その診断結果をもとに治療方針、メインテナンスの期間を設定し、オーダーメイドの診療を心がけています。
診療理念を守り、生涯自分の歯で食事ができ、自分の歯を見せて笑っていられる生活を送っていただけるように努めてまいります。

エアフローで
歯を傷つけず徹底清掃が可能

GBTのエアフローは、専用パウダーを使用し、歯の表面を傷つけることなく歯の隙間や、歯の表面をきれいに清掃ができるメンテナンスの専用機器です。むし歯や歯周病の予防はもちろん、菌の付着を防止する役目がありますので、お口の中を徹底的に清掃したい方におすすめです。

予防と管理の重要性を
お伝えしております

日本人の平均寿命は世界の国々と比べても長寿で有名ですが、多くの場合10年近く健康上の問題をかかえ、不自由な生活のまま過ごすのが現状です。
寿命を延ばすだけではなく、いかに健康に生活できる期間を延ばすかの鍵は『予防と管理』です。
当院では、患者様にお口の健康を維持する必要性を認識していただき、予防と管理の方法をご提案しています。

歯の寿命と歯を失う原因

日本人は平均65歳で歯を失ってしまいます

日本人は平均して、奥歯は生えてから60年、年齢にして65歳前後で歯を失う結果になっています。現在の日本人は、40歳を過ぎると3年に1本以上のペースで歯を失っている計算になります。
歯科先進国の80歳の残存歯数と比較すると、日本人の残存歯数が極端に少ないことが分かります。
「痛くなってから歯医者に行く」という日本人に対し、歯科先進国の人々は「痛くならないために歯医者に行く」という考え方の違いが大きな要因です。

歯を失う原因の第一位は歯周病です

歯周病とは、歯の周りの歯肉と骨が病気になることです。
主な原因は歯周ポケットと呼ばれる、歯と歯肉のすき間にある汚れの取り残しです。
その汚れをそのままにしていると歯周病菌が増え重症化していきます。
歯周病は歯肉から出血するだけでは終わらず、放っておけばきれいな歯でも抜け落ちてしまいます。

歯周病の進行について

歯周病は自覚症状がほとんど無く進行してしまいますので、気づいた時には重度の症状まで進行してしまっており、場合によっては歯を抜かなければなりません。
通常歯と歯ぐきの間にはほとんどすき間がなく、内部に細菌が入らないように守られていますが、歯みがきなどのケアが不十分だと、歯垢や歯石がたまり、炎症を起こすなどを歯周病が進行してしまいます。
歯周病はお口の中はもちろん身体全体に悪い影響を及ぼしてしまうこともありますので、定期的にメインテナンスを行い歯周病が進行してしまう前に処置を行いましょう。

健康な状態

健康な状態です。歯周病にならないよう正しいブラッシングと定期的な歯のクリーニングで予防をしましょう。

軽度歯周病

歯と歯ぐきの間に歯石や歯垢が溜まってきている状態です。歯科医院で歯石や歯垢を除去することで改善されます。

中等度歯周病

歯ぐきが赤く腫れ、歯肉が下がってきます。出血や歯のぐらつきの症状が現れます。歯周病の専門的な治療が必要になります。

重度歯周病

腫れが進行し、歯の根元が見え始めた状態です。骨の吸収がかなり進行していますので、場合によっては抜歯の必要があります。

欠損ドミノについて

欠損ドミノという言葉を
ご存じですか?

欠損ドミノとは、1つの歯を失う事で、生活習慣病などの発症に繋がることを意味します。
抜けた歯をそのまま放置しておくと、噛み合わせが悪くなり、残った歯への負担が増えます。
歯1本くらい抜けてもという些細な考えが、欠損ドミノの第一歩になります。
噛み合わせの不調和は、姿勢の歪みや肩こり、摂食障害を引き起こし、生活習慣病などの発症に繋がります。
認知症を発症したり、肝硬変、腎臓病などから肝不全、腎不全などへも繋がっていくこともありますので、歯を失わないように予防処置に取り組んで行きましょう。

歯の保存と健康に
関する論文紹介

  • 口腔ケアと誤嚥性肺炎との関係
    専門的な管理が誤嚥性肺炎の発症を40%減少

  • 歯数と生存期間との関係
    歯数が多いと生命予後を極めて良くする

  • 歯数と認知症発症との関係
    20本以上歯を残している人が認知症の危険度が低い

メインテナンスについて

定期的なメインテナンスで歯を守ろう

世界的な予防処置の第1人者であるアクセルソン博士は『成人に対する30年にわたる長期予防臨床研究』の研究結果において、ニーズに応じた予防プログラムが、むし歯や歯周病の発症をどれだけ防げるかを実証しています。
右のグラフは、定期的にお口のメインテナンスを続けることにより、97.7%の確率で歯を守ることができるという証です。

リスクコントロールで歯の寿命を延ばそう

痛くなってから歯医者に行くという考え方は、痛みはとれても原因の除去には繋がらないため、再びむし歯や歯周病になるリスクがあります。
歯を削る、入れ歯を作るだけの治療では、生涯を通じて多くの歯を残す事はできないのです。
当院の目標は、むし歯、歯周病のリスクを一人ひとりに合わせたプログラムでコントロールし、再発を可能な限り少なくすることです。