有病者歯科診療について
持病をお持ちの患者様もご安心ください
当院では、循環器・呼吸器・糖尿病などの疾患をお持ちの患者様の治療も行っています。
現在通院中の持病や常用薬がある場合は、必ず受付と担当医へお伝えください。
患者様の全身の状態や病気のことをきちんと調べた上で、現在治療中の病気に配慮した歯科治療を行います。
当院の院長は日本有病者歯科医療学会指導医の資格を有しておりますので、より専門的な治療を行うことができます。
有病者歯科医療学会
指導医について
有病者歯科医療学会指導医は、2021年6月現在、愛知県では12人のみと数少ない指導医として治療を行っています。他院で断られてしまった患者様でも治療ができる可能性がありますので、お口のことでお困りの方はぜひご相談ください。
血圧・心電図を図りながら治療を
行います
血圧、心電図、心拍数、体温など患者様の状態をチェックできる生体情報モニタを使用しながら治療を行っていきますのでご安心ください。
各疾患毎の注意事項
循環器系疾患
歯科麻酔について血圧と心拍数に配慮して診療を行います。
麻酔も血圧を上げないように、場合によっては血圧と心拍数を計測しながら治療に当たります。
血液をサラサラにする薬(抗凝固薬)を飲んでいる方は抜歯後の出血が止まりにくい場合がありますので、慎重に止血処置を行います。
また、インプラント治療などの自費診療の場合、血圧や心拍の変動をできるだけ抑えるために、麻酔専門医の先生と連携を取っております。
必要に応じて麻酔専門医に「静脈鎮静法」という麻酔を行ってもらい、血圧や心拍も安定した状態で手術を受けていただくことが可能です。
お気軽にご相談ください。
呼吸器系疾患
喘息の方は歯科治療で使う薬の飲み合わせに注意が必要です。重症度に応じて、血中の酸素濃度を測定しながら治療に当たる場合もあります。
腎疾患
薬の代謝機能がうまく働いていないこともあるので、腎臓にやさしい投与量に調整します。透析中の患者様でも当院で治療が可能です。
肝疾患
重症の方は、抜歯後の出血が止まりにくい方もいらっしゃいますので、出血を伴う処置の場合は慎重に止血処置を行います。
糖尿病
出血を伴う処置をする場合、感染しやすい体質ですので、慎重に対応します。インプラント治療をする場合も、しっかり糖尿病をコントロールした上での治療をおすすめします。
産婦人科系
体調・妊娠周期に合わせて慎重に治療を行います。また、産まれてくるお子様について、産後に気を付けることなども合わせてご指導いたします。
甲状腺疾患
重症、コントロール不良の場合は麻酔などにも注意が必要です。合併症にも配慮して診療を行います。
各種がん疾患
化学療法、放射線治療を行う場合、口内炎やむし歯、歯周病が頻発することがあります。スムーズにがん治療が行えるようにサポートいたします。
病気をコントロールし手術ができるよう
医科と連携を行います
全身に疾患があっても、医科と連携を取り疾患を上手くコントロールしながら治療をすすめていきます。どうかご安心ください。