出っ歯や乱ぐい歯を治したいけれど、ギラギラとした金属の装置はつけたくない。ワイヤー矯正だと食事や歯磨きが大変そう。そうした理由で歯並びの治療に踏み出せない方には、マウスピース矯正がおすすめです。マウスピース矯正には、従来法であるワイヤー矯正にはないメリットがたくさんあり、驚くほど快適に歯並びの治療を進められます。今回はそんなマウスピース矯正のメリットについて、江南市小郷町のグリーンデンタル夫馬が詳しく解説をします。
■マウスピース矯正の7つのメリット
マウスピース矯正には、次に挙げる7つのメリットがあります。
[メリット1]透明で目立たない装置を使える
マウスピース矯正の最大の特長は、プラスチックでできた透明なマウスピースを使う点です。一見すると何もつけていないように見えるため、出っ歯や乱ぐい歯などの悪い歯並びを矯正中であることに気づかれにくいです。毎日たくさんの人と至近距離で接する機会がある接客業の方でも、問題なく矯正治療を行えます。
[メリット2]好きなものを自由に食べられる
ワイヤー矯正は、硬い食べ物を噛むとブラケットが外れたり、粘着性の高い食べ物を口にすると、装置にこびりついたりするなど、食事にまつわるトラブルが絶えません。体に良い野菜ですら、繊維がブラケットに絡まって不快な思いをするのです。その点、食事の時に装置を取り外せるマウスピース矯正では、普段通りに食事ができます。数年に及ぶ矯正期間で、好きなものを自由に食べられることは、大きなメリットといえます。
[メリット3]お口を清潔に保ちやすい
マウスピース矯正は、歯みがきの時にも装置を取り外せます。ブラケットやワイヤーに邪魔されることなく、しっかりとブラッシングできることから、歯垢や食べかすが溜まりにくいです。細菌の繁殖も抑えられるため、口臭やむし歯、歯周病の予防にもつながります。
[メリット4]歯の移動に伴う痛みが少ない
歯列矯正には必ず痛みを伴いますが、その程度は矯正法によって大きく異なります。ワイヤー矯正は、金属製のワイヤーで強い力をかけることから、歯の移動に伴う痛みも自ずと強くなります。マウスピース矯正は、プラスチック製のマウスピースで歯列全体を覆って歯を少しずつ動かす方法なので、歯の移動に伴う痛みも少なくなっているのです。
[メリット5]装置による刺激・不快症状が少ない
マウスピース矯正の装置は、表面が滑らかなので、唇や頬の内側の粘膜、歯茎などを傷つけるリスクがほとんどありません。厚みも0.5mm程度しかないことから、装着時の違和感・異物感もワイヤー矯正とは比較にならないほど少ないです。
[メリット6]金属アレルギーのリスクがない
マウスピース矯正で使用するのはプラスチック製のマウスピースやアタッチメントのみです。金属製のブラケットやワイヤーを使用することがないため、治療に伴う金属アレルギーのリスクをゼロにできます。
[メリット7]通院頻度が少ない
ワイヤー矯正で歯並びの治療をする場合は、1ヵ月に1回の通院が必須となります。なぜならワイヤー矯正の装置は、歯科医師でなければ調整できないからです。マウスピース矯正の装置は、治療を始めた時点でまとめて作製できるため、ワイヤー矯正ほど頻繁に通う必要はありません。
新しいマウスピースへの交換は、患者様自身が1~2週間ごとに行うことから、通院は2ヵ月に1回程度で十分なのです。マウスピース矯正の定期的な通院では、経過を見たり、アタッチメントを装着したりします。
■マウスピース矯正にデメリットはないの?
ここまでの解説で、マウスピース矯正には驚くほど多くのメリットがあることをおわかりいただけたかと思います。従来法であるワイヤー矯正との違いに驚かれた方も多いことでしょう。そこで気になるのがマウスピース矯正のデメリットですね。
もちろん、マウスピース矯正も万能ではないので、デメリットを伴います。具体的には次の2つが挙げられます。
[デメリット1]ワイヤー矯正より適応範囲が狭い
マウスピース矯正の適応範囲は、ワイヤー矯正より狭くなっています。同じ出っ歯や乱ぐい歯でも、重症度が高いケースにはワイヤー矯正が適しています。
[デメリット2]マウスピースの装着時間は自己管理が必要
マウスピース矯正の装置は、1日20~22時間程度、装着しなければなりません。装着時間を自己管理できないと、歯が予定通り動かず、治療期間が延びていきます。
■まとめ
今回は、透明で目立たないマウスピース矯正のメリットについて、江南市小郷町のグリーンデンタル夫馬が解説しました。マウスピース矯正には、装置が目立たない、食事や歯みがきを普段通りにできる、矯正に伴う不快症状が少ないなど、たくさんのメリットがあります。どれもワイヤー矯正のデメリットを打ち消すようなメリットとなっているため、歯並びの治療を快適に行いたい方には強く推奨できる矯正法です。そんなマウスピース矯正に関心のある方は、いつでもお気軽に当院までご相談ください。