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小さな頃から”かかりつけ歯科医”を持つべき3つの理由

昨日は市のフッ素塗布検診事業で検診を担当しました。

私が診させてもらった
のは0歳〜8歳のお子さんでしたが、 アンケート用紙によると、仕上げ磨きをしているのは100%だったと記憶していますが、かかりつけ歯科医を決めていない保護者の方は約70%でした。

検診の時間はわずかしかなく、全員に詳しく説明できなかったので、大切なことなのでここで説明させていただきたいと思います。

 

なぜ、小さな頃から”かかりつけ歯科医”を持ったほうがいいのか?

 

3つあげてみました。

 

①検診事業だけでは限界がある。

検診事業での診察は、基本的に視診のみです。本来、診断に必要な所見は、視診、触診、レントゲンの画像所見などであり、それらを複合して診断を確定します。なので、検診で虫歯や歯並びなどが「大丈夫ですね」と言われても、大丈夫ではない可能性があります。そうであっても仕方ないのです。何故なら、検診は視診でしか判定していないのですから。

フッ素塗布検診事業に毎回来られている方もいらっしゃいます。それ自体はお子さんのお口の健康に意識を持っていらっしゃるという点では大変素晴らしいことなのですが、 かかりつけ歯科医を持たず歯科医との接点が検診事業しかない場合、お子さんのお口の健康は守っているようで守れていない可能性があるのです。視診では「大丈夫」だと思っていても、実際はレントゲンの画像所見では「大丈夫ではない」 ことは、歯科医院の中でも起こることはあります。診断とは、所見を複合することで確定するものなのです。

検診事業はあくまでもスクリーニングと相談の場であり、確定診断をしてもらえる場では無いことを念頭に置くべきです。

 

②過剰な治療になってしまう可能性がある。

かかりつけ歯科医を持たず、その場その場で歯科医院を転々と受診してしまうと、当然その場だけの判断になってしまいます。現在の所見も重要なのですが、 診断で重要なのは、時間軸だと私は思っています。

 

例えば、レントゲン画像所見で歯の表層に虫歯があったとします。その場だけの判断では治療対象になってもおかしくないかもしれませんが、5年前のレントゲン画像所見でも所見が全く同じだった場合、その歯は治療対象ではなく経過観察の対象になります。5年間進行していないのですから、来年も、再来年も所見が同じになる可能性があり、あえて今治療する必要が無いと思うからです。

 

2年前にスウェーデンのマルメ大学で研修した際に、時間軸で診断・治療することの重要性を教えてもらいました。私は、できればお子さんの歯を無駄に削りたくありません。時間軸を考慮した診断が過剰な治療を避けることができるのです。

更に、当院ではその子の唾液の状態や虫歯菌の多さを唾液検査で評価して、将来虫歯になるリスクの状態、発見した虫歯が進行しやすい状況かを判定し、更に複合的に診査して治療のするしないを判断します。

過剰な治療をせず、治療すべきタイミングを見逃さないように、という環境をお子さんに作ってあげたいのであれば、時間軸を活かす診療を受けさせてあげないといけません。それには、同じ歯科医院で同じ先生に診てもらっている必要があるのです。

 

③痛くなってから、ではなく、痛くならないように。

今となっては当たり前な話となりつつあることですが、お口の環境を良い状態でキープするには、良い状態で診てもらう必要が有ります。

良い状態なのに診せる必要があるのか?と思われる方もおられるかもしれませんが、何か症状があった時には、その時点で”変化”してしまっており、すでに良い状態ではなくなっています。そしてその”変化”は結果であり、結果をいくら治しても原因は取り除かれてはいません。大切なのは、良い状態の中に悪くなる原因が潜んでいる、ということです。その原因を見つけ、未然に”変化”を防ぐことが重要なのです。

 

同じようなことが言えるのが、自動車です。自動車に車検があるのは、運転中に自動車が故障したり事故につながる欠陥が無いかを確認し、未然に故障や事故を防ぐためです。誰も、事故や故障が起きてないのに何故点検してもらわないといけないの?とは思わないはずです。

誰も虫歯になりたいわけでも歯並びが悪くなりたいわけでもわりません。できればそうならないでいたいはずです。そしてそれが自分のお子さんであれば尚更そうさせたくないと思います。

自動車が故障や事故を起こさないように定期的に点検を受けるように、お口も歯の健康や歯並びを悪くさせないように、定期的にかかりつけ歯科医で診てもらうようにするべきだと思います。

 

 

こんな話を検診の時にみんなに話そうものなら長蛇の列になってしまうので、係の人に制止されてしまいます(苦笑)。残念ながら断片的にしか話せていませんので、もし昨日診た子の保護者の方がこの文章を1人でも読んでいただけたら幸いです。昨日私が診ていない方も、この文章を読まれて「かかりつけ歯科医を見つけてみようかな」と思っていただけたのなら、それだけで嬉しいです。

皆さんが、皆さんのお子さんが、かかりつけ歯科医を持たれて、お口の健康を良い状態で保てますようお祈りいたしております。当院をかかりつけ歯科医として希望される方、ただ私の話を聞いてみたいと思われた方、相談だけでも構いませんので、お電話でご予約ください。

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