〒483-8143
愛知県江南市小郷町伍大力108

0587-55-5188

メールでの
お問合せ

ブログ BLOG

インプラントQ&A
Q

誰でもできるのでしょうか?

通常年齢的には成長期が終わってからが対象となります。また、健康であれば年齢に上限はありません。しかし、糖尿病などの全身性の疾患がある場合は状況によって異なりますのでご相談ください。内科など他科との連携を十分にとりながら治療に臨みます。

Q

治療期間はどれくらいですか?

通常インプラントを埋入(1次手術)してから周囲の骨が治癒するまで、必要があれば仮歯などを入れて3ヵ月程度待ちます。その後、歯肉を開けてインプラントを露出させ(2次手術)、歯肉の状態が良くなったら型を取ります。一般的な場合は、3~6ヵ月ほどで被せ物をします。

Q

治療はどのように進んでいきますか?

埋入手術(1次手術)→ 洗浄(術翌日)→ 抜糸(術7日後)→ 骨性治療期間(2〜3ヵ月、変動あり)→ 2次手術 → 被せ物の型取り → 被せ物の装着→ 咬合の確認、ブラッシング指導 → メインテナンス
※骨を作る手術を行う場合はさらに時間がかかる場合もありますが、通常、装着で3~6ヵ月かかります。
※骨性治癒期間はインプラントを骨の中、歯肉の下に埋めておきます。
 その間に噛み合わせを治したり、むし歯治療などを行います。
※定期的な資料作成のため、口腔内写真、レントゲン写真の撮影を行います。
※ブラッシング指導、歯石除去などは術前、治療中、被せ物装着後を通じて適宜行います。

Q

自分の歯のように噛めますか?

はい。インプラントは顎の骨にしっかり結合し、その上に人工の歯が装着されますので違和感がなく、ほとんど自分の歯と同じ感覚で噛むことできるようになります。

Q

腫れや痛みはどの程度ですか?

埋入手術後は、腫れや痛みが出ますが、通常は抜歯と同じ程度です。2次手術の時は麻酔をしますがほとんど腫れません。骨や粘膜の手術を伴う場合は腫れる可能性が高いです。

Q

成功率は?

5年経過例が上顎で95%、下顎で97%程度、10年経過しても、2〜3%程度低下しますがあまり変わりません。被せ物を装着するまでに何らかの原因で脱落することはまれにありますが、被せ物を装着してからインプラント本体にトラブルを発生する例は、定期的なメインテナンスをしていればほとんどありません。また、噛み合わせは日々変化しますので、インプラントの被せ物がその変化に対応できず壊れることはありますが、被せ直しは可能です。

Q

トラブルが生じた場合は?

インプラント埋入手術後に義歯などが強く当たった、神経麻痺の症状が出た、骨の状態が極端に悪かった、そのほか術前に把握できない事態が起こった場合には、やむなく一度埋入したインプラントを除去することがあります。動き出したインプラントは、一度外して感染が治まった後(3ヵ月程度)に再埋入を行うか、どうしても不可能なときは、義歯またはブリッジをおすすめします。

Q

インプラントの寿命は?

インプラントは人体との親和性に優れ、腐食しにくいチタン素材を使用していますが、治療後の清掃を怠ると天然の歯と同様に歯槽膿漏になり抜け落ちることもあります。インプラント治療を受けた方は、特に口の中の衛生状態に気を付け、定期的に健診を受けることが長持ちさせる秘訣です。

Q

メインテナンスは必要ですか?

インプラント治療は周りの歯を守るためのものでもあり、せっかく守った歯がむし歯や歯周病になって削ったり、抜かなくてはならなくなったら残念なことです。インプラントの経過観察以外にも定期的な歯石除去やレントゲン検査などが必要です。インプラントの寿命は口腔内の管理だけでなく、日常の健康管理が重要になります。